
天野氏のお店で生体購入された人もいるでしょうし、園部氏の著書を愛読されている人もいると思います。
カエラーにとっては非常にショックなニュースでしたね…
ペットショップ店長に爬虫類・両生類研究家、このような方々は本来「こういうことはしてはダメだ!」と指導していくべき立場です。
一般の方の中にも、カエルの卵塊を採ってきてオークションサイトで販売している人などいますが、自分1人がやったところでどうってことないという認識なら大間違いですよ。
高値で取引されていることが広まれば、「じゃあ自分も」と真似してやり始める人もいるかもしれませんし…
最近はカワウソの密輸なども問題となっていますし、本当に酷過ぎます。
動物は人間の欲求を満たすためだけに存在しているわけではありません。
このようなことに関わっている人達はまず自分勝手、そして動物のことを物扱いしていて本当に愛しているとは到底思えませんね。
「なぜダメなのか?」本気でわからない人はオオウミガラスが絶滅した理由とかをググってみてください。
1度失われてしまった動物・破壊された環境は二度と元には戻らないんです。
この件でなぜか擁護している人がいるのも謎です。
こんなことがあったからには爬虫類・両生類界隈全体が世間から同類の集団に思われる可能性も十分にあり得ます。
天野氏のお店で働いている従業員の方々や何らかのお買い物をされたことのある人は、自覚なしに密猟の手助けをさせられていたとも言えるんですよ。
お店の売り上げの一部が奄美への旅費などの活動資金に充てられていたわけですから。
ブログに上げられた謝罪文を見るに、おそらくお店が閉店することはないのでしょうけど、経営を続けるのであれば二度とこのようなことが起きないようにしっかりとした管理体制でやっていってほしいです。
カエラーの中には「蛙の駅」の実現を目指して活動しておられるけろったさんや、NUANCEの大津さんのような素晴らしい方々もたくさんいます。
既に死去されていますが、爬虫類方面では動物学者の千石正一さんも素晴らしい方でしたね。
業界全体に無茶な規制がかけられて罪なきカエラーが肩身の狭い思いをすることが無いように、それだけを願っています…
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